森晋太郎、浅見宗孝にWエース機

今節はヤングダービー前の一般戦で、低調機シリーズとなっている。ただし、Wエースの22・52号機は前節で優出していたため赤プレートで登場(当地では前節優出機のモータープレートを赤に変更して、事故がない限り次開催にも投入される)。普段以上にWエースが目立ちそうだ。

22号機は森晋太郎、52号機は浅見宗孝と伏兵B級がゲット。森は「感じは良さそう。特訓は2本しかしてなくて1と6コースから行ったんですけど、1の時は出られることもなかった」と好感触。22号機はレース足が評判になることが多いが、「そんな感じですね。伸びは目立つことはないと思うけど、楽しみですね。今日はそのまま行きました。壊さないようにしたい。リレーのバトンのように、しっかり次の人に渡したいです(笑)」と話した。

浅見は「力強さは感じたけど、伸びるという感じではなかったし、普通だね。伸び型のエンジンだからって伸びがついたことはないし、自分の調整をする。乗り心地を良くしたい」と一定の評価はしながらも、思うような感触は得られなかった様子。ちなみに一緒にいた中辻崇人からも「そんなに伸びていなかったよね」と言われていた。

また、森は6秒63の前検一番時計をマーク。一方、浅見は6秒75と突出したタイムは出なかった。

主力選抜組では松田大志郎が71号機を獲得。2連対率27％程度だが、機筋的には一番期待値が高い。中辻、小林泰、石倉洋行、高倉和士のモーターも今節の中では悪くない。多摩川選抜戦1枠を託された秋山直之のモーターは直近2節で新鋭が乗って成績は振るわなかったが、大きな問題はなさそう。コメントも「足ははっきりしません。一通り点検してからになりますね」といつも通り、マイペースだった。