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多摩川
多摩川
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5日目は準優3戦が争われた。10Rの杉山正樹、11Rの金児隆太は1枠で無難に逃げたが、最終12Rに波乱。イン戦で人気の徳増秀樹だったが、1M先マイも、鈴木博のまくり差しを許して2着となってしまった。これで優勝戦1枠は金児の手に。ここを勝てば、昨年8月の桐生以来で、約1年ぶり2回目の優勝となる。
【準優10R】
進入は枠なりの3対3。1~5号艇がコンマ03~04の仕掛け合い。インからは杉山正が先制して逃げ切り成功。2着も順当に2コースの中田竜太が差して続いた。
【準優11R】
進入は枠なりの3対3。スタートはイン金児がコンマ12、3コースの杉山貴博もコンマ11と早い。2コースの黒野元基がやや仕掛け遅れたことで中ヘコミ。それでもイン金児は問題なしの逃げ切り勝ち。つけて出た杉山貴が2着へ。
【準優12R】
進入は枠なりの3対3。イン徳増がまさかの平凡Sでコンマ19。2コースの井上忠政もコンマ22と遅れてしまい、3コースの鈴木博がコンマ17。ここも中へこみとなる。1Mは徳増が先手を取ったが、まくり差した鈴木博が首位へ。残した徳増が2着へ。
以上準優3戦の結果、優勝戦12Rメンバーは以下のとおりとなった。
【①金児・②杉山正・③鈴木博・④徳増・⑤中田・⑥杉山貴】
金児の22号機と鈴木博の52号機。再びWエース機が優出しパワー2強。金児の22号機は脅威の10節9優出2Vに。鈴木博の52号機は3連続Vが懸かる。徳増は4カドは得意位置。離れで飛ぶ印象もなく、ここは枠なり。前付けで揺さぶる艇はなく、金児はマイペースにインから起こせるはず。金児以外がオールA1で、技量面から油断は禁物だが、軽いワンミスなら22号機がカバーしてくれるはず。逃走確率はまずまずなところか。杉山正は巧さはあるが、普通に差しては金児に届かなさそうな足。機力なら鈴木博で、準優のような好隊形になれば、再度のまくり差しは面白いが…。勝負強さなら徳増。足もいいし、鈴木博が不発ならまくり勝負。鈴木博が逆に行くならまくり差してもチャンスはある。中田は徳増自力の展開なら。杉山貴はよほどの展開がなければ、あって2、3着までか。
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