浜名湖

片岡雅裕がSG3度目の優出で初のビッグタイトル/浜名湖ボートレースメモリアル

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SG「第68回ボートレースメモリアル」もいよいよクライマックスの最終日。この日は緩やかな追い風が吹く中でのレースで、レース傾向的には5日目同様にインが圧倒的に強い流れ。オープニングから10Rまで1号艇が白星をマークした。11Rは丸野一樹が5コースまくり差しから2M抜け出し3連単は4万円台の高配当。次に控える菊地孝平にとってはイン絶対の流れが止まることとなったが…。

スタート展示はコース争いに動きはなく枠なりの3対3。展示の時点ではほぼ無風だったが、レース直前にはやや強めの向い風が吹くなかでの最終決戦。この風がSG戦士のスタート勘を大きく狂わせることに…。枠なり3対3でのレースは3コースから新田雄史がまくって出たがコンマ02の勇み足で4号艇の白井英治とともにフライング。最内を差した片岡雅裕が、新田がFで退き、繰り上がる形で先頭へ。

一方、コンマ19のスタートとなってしまった絶好枠の菊地は白井をカットする形で1Mを回り、2M勝負に持ち込もうとしたが2Mで前がカベとなってしまい万事休す。片岡がそのまま2Mは冷静に回ってここで決着。2007年11月のデビュー以来15年9ヶ月目、SGは3度目の優出で初のビッグタイトルを手にした。2着は2Mで菊地、平本真之を振り切った山口剛が入線。断然の支持を集めた菊地は平本との競りを制して3着に入るのが一杯だった。