石野貴之

住之江

勝負師・石野貴之がまくり差しでV!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

「大阪ダービー 第39回摂河泉競走」は最終日。10R特別選抜B戦は木下翔太、11R特別選抜A戦は北村征嗣がイン速攻で白星締めとした。

12Rは注目の優勝戦。石野貴之がピストンリングを2本交換して本番に臨んだ。進入は枠なりの3対3。スリットでは2コースの渡邊雄一郎が少しのぞくも、上條暢嵩がインから伸び返して先マイ。渡邊は差しに構えたが、この両者の狭間を石野が狙い澄ましたまくり差しで突き抜けた。上條暢は道中猛追したが、2着確保が精一杯。3着は混戦をさばいた松井繁で、2連単3-1は1250円の5番人気、3連単3-1-4は3290円の13番人気で決着した。

石野は今年3度目、通算64度目、地元では6月の「太閤賞競走」以来の優勝。お盆休みという事で場内は多くのファンが詰めかけ、本領発揮の鮮やかなVに場内は大歓声。本体整備などの伏線から、最後は優勝するあたりは勝負師・石野の真骨頂とも言える。次節は浜名湖で行われるSG「ボートレースメモリアル」に出走予定だが、そこでも石野の活躍に期待したい。