琵琶湖
琵琶湖
イン有利の流れを鋭い差しで断ち切った宮地元輝が優勝!!
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
「第9回中日スポーツ杯」は、初日が気温36度を超える猛烈な暑さで、中日には時折激しい雷雨もあり、めまぐるしく天候の変化があったシリーズとなったが、最終日は一転して朝から晴れ間が広がり、気温は30度を下回り風も穏やかな絶好の水面コンディションとなり、なんと1Rからイン逃げ11連勝とイン艇が猛威を振るい優勝戦を迎える。
優勝戦1枠は超抜パワーで序盤からシリーズをリードした大橋純一郎、2枠には同じく力強い舟足の宮地元輝、3枠は準優で池田浩二を差し切り6場所連続優出を決めた中田達也、そしてその準優2着からの挽回に燃える池田が4枠、5枠はデビュー初優勝を目指す常住蓮、そして6枠には先月当地で優勝を飾ったばかりの金子賢志の6名によるファイナル決戦となった。
枠なり3対3でスタートはほぼ横一線も、3コースの中田がやや遅れ加減の分、僅差ながらトップスタートを決めた池田が出ていく隊形となったが、インから1マークを先制する大橋と2コースから強烈なスピードで差し込む宮地が一瞬のうちに後続を引き離す。バックでは完全に差し抜けた宮地が大橋を捕らえて2マークを先制。大橋が続くも2番手まで。背後では池田が3番手、常住が4番手と各選手が等間隔で順位が確定したかに見えたが、3周目に入ったところで3番手の池田がまさかの落水。その影響で常住も後退し、5番手を走っていた中田が3番手に浮上。3連単は2-1-3で4,900円(15番人気)で決着した。
デビュー初優勝を飾った思い出の水面で宮地が力強く差し切り、1Rから11連勝と猛威を振るった1枠を退けて優勝した。