椎名豊が優勝戦1号艇！

SG「第27回オーシャンカップ競走」5日目、準優勝戦。この日は逃げ8本(34)、差し1本(8)、まくり差し3本(9)、まくり0本(7)、抜き0本(2)。コース別ではインから8(35)、1(9)、0(3)、2(5)、1(4)、0(4)。万券は2本(15)。カッコ内は5日間トータル。当地らしいインの強さになってきたが準優で…。やはり今節は当地にはしては荒れ相場と言える。最終日はイン主導のレースが多くなりそうだが、穴党の出番も今節ならあるはず。

さて注目の準優勝戦。まずは10Rでいきなり大波乱。インの毒島誠は先マイ果たすがターンが膨れて、丸岡正典がズバッとまくり差しから抜け出し。片岡雅裕も同じくまくり差しで続いて3連単は13万円台の今節一のビック配当決着に。丸岡は上とはまだ少々差はあるが回り足や舟の向きはいい。片岡は行き足、出足を中心に上位に入る仕上がり。

11Rは徳増秀樹が3カドから強攻に出るが、絶好のマーク展開となった稲田浩二がまくり差しで突き抜け。徳増は痛恨のFで、差し続いて繰り上がった太田和美と磯部誠の2着争いは太田に軍配。稲田は地元で嬉しいSG優出。行き足、出足中心に中堅上位はある。太田は準優日が一番良かった。行き足アップして道中の回り足も光った。今なら上位との差も大分縮めた印象。

12Rは椎名豊がイン完封。連争いは目まぐるしく入れ替わったが最終的に桐生順平が競り勝ち。椎名は3拍子揃った文句なしの節一級。桐生はバランス取れて悪い部分はないが中堅の域は出ていない印象。

注目の優勝戦は椎名がSG初制覇へ王手。太田や丸岡、桐生と歴戦の強者が取り囲むが仕上がりも節一で大チャンス。稲田と片岡もSG初制覇を狙うハンドル。さて最後に笑うのは？