中村桃佳が予選得点率トップを守り切った！

午前中は強めの雨が降っていたが、昼過ぎからは日も差して晴れ間も見られる天気となった。気温は26度と低めだが湿度も高く蒸し暑さが感じられる。そんな中で、GⅢ「オールレディース 三国レディースカップ」の4日目予選最終戦が行われた。風は向い風が2m/秒ぐらいで波高も1cmぐらいと穏やかな水面である。決まり手は逃げが6本、差しが1本、まくりが3本、まくり差しが1本、恵まれが1本とインが弱めのようだ。配当の方は万舟券は出ていないがまあまあの配当となっている。

4日目は予選もラストとあって白熱したレースが繰り広げられ、藤原菜希に倉持莉々が共に連勝をマークして激しく追い上げたが、中村桃佳も負けてはいない。中村は1着2着と健闘して予選得点率トップの座を守り切った。僅差で2位に甘んじたのは藤原菜希で3位には倉持莉々となった。熾烈な争いをした3名のコメントだが、中村は、「行き足が悪くてSが全然届いていない。スリットの伸びも怪しい。一瞬の足は良いけど。中堅ぐらい。準優はインからS決めて先マイなら大丈夫」と不安が少しあるが気合は入っている。藤原は「足は良いですね。後半もチョットミスったけど、回った後、押してくれた。行き足、ターン回りがいい」と納得の足だ。倉持は、「Sは勘通り。後半が一番良かった。上二人とも一緒」と、ここも納得のいく足だ。3人とも準優勝戦は期待ができるようだ。