舟足に好感触の岡祐臣が予選首位通過！

4日目。予選トップ通過目前と思われた地元大将の長田頼宗だったが、予選最終日に思わぬ落とし穴。前半2枠戦で2コース差しがヨレてしまい4着、後半はイン戦も坂東満にまくられて2着。得点率4位まで後退して、準優1枠を逸する無念の1日となってしまった。

長田を逆転して、予選トップとなったのは岡祐臣。3、1枠を2連対にまとめる安定した走り。足の方も「いい調整ができていると思います。行き足、回るところ、回った後といい。舟が向くし、返ってくる感じがある。伸びは普通くらいだけど、伸びられることはない。スタートは自信を持って行けてないけど、勘通り。あとは自分が勇気を持っていけるかどうかだね」となかなか順調そうだ。準優は12R1枠に布陣。2枠には格上の魚谷智之がいるだけに油断は禁物だが、状況的にはV戦1枠へ視界も明るい。

2位には坂元浩仁。ストレート系に関しては自他ともに認める節イチ級。ただ「伸びは上位というか、凄いですよ。ただターンの体感は終わっている」という状況でもある。準優11R1枠なのだが、運悪く、4枠には前付け必至の西田靖。2枠にはここを巧く使って立ち回りそうな永井彪也。難しい一戦となりそうだ。

3位には山田哲也。4日目4Rの坂元との直接対決では、3コース山田、4コース坂元の配置で、坂元のまくり直撃をもらってしまうというまさかの展開。伸びに関しては明らかに坂元が上だが、山田の方もレース足系はかなりの状態だ。準優は10R1枠で、2枠の長田、3枠の馬場剛と東京勢を引き連れてのレースとなる。