初日予選ドリーム戦は関浩哉が勝利！

初日メインの予選ドリーム戦は、関浩哉が3コースから豪快なまくり差しで勝利。「悪くはないですね。もらった状態からまあまあ叩いた。押している感じもあるし、エンジン自体が悪くないと思う。行き足とか直線は少しいい。これベースで、回転上げていけば、出足も良くなると思う」と。近況はサッパリだった37号機だが、すぐさま立て直してくるのはさすが記念レーサーだ。2着に敗れた中野次郎は、前半も3着とやや期待外れの初日となった。「天候が変わって、違和感がある。後半の方が足はマシだが、何か合っていない感じ。明日(2日目)もこんな天候なら、調整をしっかり合わせたい」と2日目の巻き返しに燃える。

初日は実績機の面々の活躍が目立った。エース8号機の吉田慎二郎は逃げ白星発進。連続優出9号機の松下直也は2コースから豪快なまくり勝ち。「足はいい。回転を上げて2足から3足へとつながりがいい」と吉田が言えば、松下は、「今はS勝ちの感じもあるけど、伸びはいい。何をやっても伸びはいい。ターンも重たいなりに前に進んでいる」とトップクラスの足を形成。

地元の汐崎正則も2、1着と結果を出してきた。「チルト下げて、ペラも叩いた。今は押す感じがあった。足は出ることも下がることもないが、出足がいいのでこの感じでいきたい」と。パートナー57号機は、前回の岡村仁こそ出せていなかったが、元々は伸びを中心に上位の動きを見せていたエンジン。2日目は1枠も回ってくるだけに、より気合いが入ることだろう。