3勝マークした和田兼輔が予選トップ通過！

予選トップ通過を決めたのは和田兼輔。ドリーム4着以外は全て白星で都合3勝をマークした。「前半の方が良かった。悪くはないけど、久々でデータがないので探り探り。中堅に毛が生えたぐらいで、まとまっている感じ」と。コメント的にはややトーンダウンだが、見た目の動きは上位の一角を形成。当地は3日目前半レースの着順も優勝戦の枠に加算されるため、準優前のレースも気が抜けない。

2位は上平真二。予選ラストは3カドへ引き、冷静な差しで突き抜け1着ゴールを飾った。「足はまずまずでレースできる。自分より伸びがいい人がいるので、もう少し良くしたい。ペラをしっかり合わせて行きたい」と。2連対率47％には程遠い仕上がりだが、徐々に良化傾向にはある。

3位が秋山直之。「ペラは何もしていない。足は変わらず普通ぐらいです」と。この3人が準優1枠を手に人気を背負うこととなる。

個人的には122期の新鋭・田頭虎親に注目したい。2日目は2、1着と結果を出したが、特に後半は4カドから気合いのSで一撃まくりを決めた。「起こしが怪しかったのでそこを意識したらスンナリ来て150mで様子見た。そこからは全速。この風(向い)だし、バシッといけばあるかなと思って狙ってはいた。出ていくことはないけど、井口(佳典)さんのペラが僕の形と似ていて、ちょんちょんと叩いただけ。レース足がいいと思う。まだ重たいけど、他のみんなはもっと重いと思う」と機力的にも水準以上の仕上がり。「3枠ならワンチャンありますね。僕は握っていく方なので、4コースより3コースがいい。最近、事故パンで降りてて、3コースから勝ててないけど、準優は狙っていきます」と。師匠の重成一人にいい報告ができるか、準優の走りに期待したい。