V戦は好気配の伏田裕隆に注目！

上平真二は今年マスターズチャンピオンを含む2優勝。秋山直之・小林泰は今年2回目のVを狙う。北川潤二は当地初優勝を賭けて。そして、笠置博之と伏田裕隆は自身初Vチャレンジだ。

中でも一番、優勝を意識したと感じたのは伏田だ。「初優勝？まあまあ(照れ笑いしながら)、頑張ります」とニヤリ。すぐにその話題を切り上げようとしたが、一瞬顔つきが変わったのを記者は見逃さなかった。準優の勝ち方が優勝を意識させるほどにすごい勝ちっぷりだったのは言うまでもない。「こんなに伸びるとは思わなかった。朝、スタートで失敗してるので、準優は集中していった。気合いは入りましたね。今節は相当伸びてると思う。準優もちょっと放ったのに伸びていった。準優はエンジンメンバーも良かったのに…。伸びだけなら誰にも負けないと思う。優勝戦も伸び一本の調整でいく。チルト3度で3走してるし、もうスタートはほぼほぼ大丈夫。6コースなら…。誰かが外に出ると勘と合わないかもしれないけど…」と話した。準優は追い風、S巧者が揃い、厳しい条件が揃っていた。それでいてねじ伏せるこれ以上ないレース内容。最終日も追い風の予報だが、今度は前付け艇がいる。あとは準優のようにしっかりSがいけるかだ。そこをクリアした時には、BS先頭を走っているはずだ。