小林泰が機力に手応え！

初日ドリーム戦を制したのは上平真二。前半は1マークで後方に置かれ、追い上げ3着も機力に不安を感じさせた。そんな中でのドリーム戦だったが、1マークは危なげなく押し切った。「ペラの調整はした。勝率のあるエンジンだが、足は強力ではない。レースはできる動き。違う方向でペラを試してみる」と。機力的にはまだまだ仕上げ途上。Vを見据えるならパワーアップが欲しい。2着はまくり差しで割って入った秋山直之。「普通。のぞくことはない」といつも通り言葉少なめだったが、見た目の動きは軽快そのものだった。好気配を口にしたのが4着の和田兼輔。「朝より良かった。いつもとは違う感じだけど、行き足・回り足がいい。いつもは伸びてくれって仕上げ。手前よりだけど、展示タイムも悪くない。レース足や乗り心地が良くて中堅上位。2日予選だし、大敗するよりは今節はこっちの仕上げの方が良さそう」と。2日目は1・4の好枠デー。しっかりポイントアップといきたい。

予選組では小林泰がまくりと逃げで連勝し気を吐いた。「ピット離れがすごく不安だけど、そこ以外は問題ない。直線は余裕があるし、グリップはかなり好み。Sも決めやすいし、足はしっかりしている。回転上げて、足が落ちずに離れがくればいいですね」と。課題こそあれ、動き自体は上々だ。1、2着の関口智久の動きもいい。「1マークはすげえハンドルが入った。ハンドルを切って、いきたいところに体がちゃんと反応して、引き波も越えてくれた。エンジンもいいんだろうけど、平本(真之)君のペラがいいんだと思う。自分の好きな感じ。多分、行き足もいい」と。両者、2日目は準優好枠獲りへ気合いが入る一日になりそうだ。