上平真二が初日ドリーム戦1号艇で登場！

今節は前付けに出たり、Sが早い攻めタイプの選手が多い。主力6人で争う予選ドリーム戦はバチバチの進入争いこそないものの、どこからでも狙える難解なレースとなりそうだ。絶好枠を任せられたのは上平真二。引いた34号機は2連対率47％と数字は高いが、周年では河合佑樹が凡走して新ペラに換っている。「そのまま乗って悪い感じはしなかったけど、強いって感じもしなかった。前節にペラも換ってる。いつもやらない形だった。エンジンは数字もあるし、整備もしてあるね。ペラをもう少し見てみる。特訓では濱崎(直矢)君なのか和田(兼輔)君なのか、外に良さそうな人がいた」と言うだけに、勝率を鵜呑みにするのは危険かもしれない。

西島義則は2号艇なら進入は折り合いがつくか。エンジンは2連対率24％と低調機。「何もせずに乗って、直線は悪くなかったけど、これじゃレースにならない。起こしが悪くて、ペラが合っていない。伸びは良かったけどね。ペラは叩き変えたので、明日乗ってどうか」と不満を感じていたが、このペラ調整で気配変化があれば不気味な存在に。

「班では一緒ぐらいの感じ。このエンジン素性がいいのは知ってるし、瓜生(正義)選手のペラだから悪くないと思う。ターンにまだ違和感はあるが、前節で伸びが良かったペラの形にするか、また乗ってみて叩くか決める」と話すのは横澤剛治。秋山直之は「前検はハッキリとは分からなかった。まだ何もしていないので、点検から始めていきます」といつも通りのコメントだった。

外枠勢も軽視は禁物。「そのまま行ったけど、当たり障りのない感じで可もなく不可もなくといったところ。一回このまま行ってはみる。班では和田君が伸びる気がした」が濱崎。和田は、「ペラを叩いて回転を上げて行った。足はまあまあで、S特訓も出る事もやられる事もなく、悪くない。もう少し伸びが付くといいので、ペラの調整を煮詰めて行く」と。シリーズを占う上でも大切な一戦、どんな展開が待っているのか。