前節のV機は伏兵の佐藤謙史朗がゲット！

今節は新モーター初下ろし2節目で、新機と1節使用艇が混在。1節使用されて幾分回転が上がるようになっているモーターの方が有利ではある。ただ当地ではそのハンデ分なのか、新機2節目に初下ろしとなるモーターに性能検査航走タイム、いわゆる検定タイムが良かった機を多く出走させている。ちなみに検定タイム6秒56でナンバー1だったモーターは58号機で、若手・前田翔がゲット。2番目の6秒67をマークした74号機は高山秀雄が手にした。前検タイムの方は水摩敦の37号機が6秒63で、割りと千切った好時計をマークしている。

主力勢では太田和美、伊藤将吉、若林将らは新機とのコンビ。石渡鉄兵、丸岡正典、池永太らは1節使用した機と組む。前操者が好パワーを見せたモーターで、中でも池永は飯山泰がスレート系を仕上げて準優勝した22号機。「この機は上位機になりそう」とも話していた。池永自身も「そのままですけど、前検としては悪くなかった。スリットから行き足の感じが良かった。全体に悪い感じじゃないですよ」とコメントし、特訓内容もまずまず。石渡と丸岡は前検時点ではあまり精度のあるコメントは出していない。

格最上位の太田は、前検から「良くないですね。Sも全然届いていなかった。ペラは叩いたけど、乗っていて全然行ってない感じがしました。まずはペラからですね」と話しており、仕事の多い一節となりそうだ。

前節Vの25号機は、伏兵の佐藤謙史朗がゲット。「いいですね。直線はそうでもないけど、回り足はいいです。それに最近乗ったエンジンでは一番乗り心地がいいんですよね。そのままいってみます」と話した。