ボートレース江戸川

江戸川

V戦は波乱の予感!

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予選トップ通過だった佐藤謙史朗。しかし、5日目は気温の上昇と気圧の低下で回転が上がらない条件となり、佐藤を苦しめることに。前半戦を走った後に「想像以上に重くなっていて、出足がなかった」と話し、すぐにペラ調整に入ったが、準優でも改善されず。スタートもタイミングこそコンマ02だったが、質は悪いものとなって、4カド田中宏樹のまくりを食らう形に。何とか残そうとしたものの、出足が来ていなかったのが災いして後方に。自身2度目の優出とはならなかった。勝った田中は「会心の仕上がりでした」と大満足。求めていた伸びが来て「トータルでもトップだと思う」と自信の足になった。優勝戦は2枠。差すかまくるかの2択だが、足の特性を活かすならまくり勝負に出そうな予感がする。

優勝戦の絶好枠を手にしたのは金子萌。準優では寺本重宣と3周びっしり競り合う形で先着した。伸びで目立つことはないが、ターン回りの良さが活きて3日目後半から4連勝。勢いは間違いなく節一だ。「先に回れば大丈夫」と優勝への自信ものぞかせている。自身2度目のVチャンスを逃さず、押し切ることができるか。

寺本は準優1枠を活かせず2着で優出となり、ファイナルは3枠。伸び不足はいくらか改善されたものの、優勝戦に入るとパワー面ではやや見劣る。ただ、柔軟さは兼ね備えているだけに、内枠両者が1Mで競り合う展開になれば抜け出しも可能。当地2連続優勝中の宮下元胤は、過去2回と同じ4枠に入った。「2度あることは3度ある」と本人は3連覇を意識。今回も豪快なカドまくりが侮れない。3着で優勝戦に駒を進めたのは奥平拓也永井源。奥平はバランスが取れて、これといった欠点のない仕上がり。ただ優勝戦のメンバー相手に伸びていくことはなさそうで、展開待ち。永井は伸びはいい反面、「回り足がずっとしっくりきてない」と話す。優勝戦へ向けては「手前の部分を求めて、答えが見つかるまで調整します。時間があるし、大幅にやることも考えます」と話していただけに、見違えるような動きになれば大外でも不気味な存在となる。

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
5上位級 品川 賢次 佐藤 謙史朗
4中堅上位級 桑原 啓 奥平 拓也 表 憲一 柴田 友和 永井 源 村田 敦 杉山 裕也 宮下 元胤 新田 泰章 野口 勝弘 中山 雄太 酒見 峻介 田中 宏樹 近藤 雄一郎
3中堅級 乙津 康志 白井 友晴 細川 明人 浅見 宗孝 山根 大樹 深山 祐二 小野寺 智洋 寺本 重宣 池田 雄一 松村 康太 本岡 勝利 若林 将 土性 雅也 鶴本 崇文 末永 由楽 嶋 義信 藤山 雅弘 古田 祐貴 山田 亮太 山口 亮 金子 萌 中村 聡志 宮村 勇哉 為本 智也 松本 真広 飛田 江己
2下位級 金子 猛志 松竹 大輔 若林 義人 前田 滉 富田 恕生
1ワースト 矢橋 成介