永井源が伸び上位の47号機をゲット！

約2週間ぶりとなる当地開催。だが前検日は強風のためスタート練習が中止となり、タイム測定のみ行われた。前節に比べると気温がかなり上がっており、気配面のチェックをしたかったが、それは叶わなかった。試運転にすら出ない選手も多数いたため、初日は展示からしっかりと気配を見極めたいところ。

今節の主役として期待されるのは地元の若林将。ホームプールで調整、スタートと不安はなし。引いた17号機は回転さえ合えばそれなりの動きになるだけに、大崩れは考えづらい。鶴本崇文は当地GⅡを制した実績があり、波水面もしっかりと乗りこなす。こちらは近況の動きがいい67号機を引き、前検日は「音は良かった」とコメント。大きな心配はなさそう。

杉山裕也は「江戸川は相性がいい」と話す。よほど悪いエンジンでなければ水準以上に仕上げるイメージがあるだけに、予選では格上の走りを見せてくれるだろう。金子萌と末永由楽は、揃って「最近の調子は良くない」とテンションは低め。ともにA1級キープは難しい状況となっている。

永井源は、前節の佐藤大佑が伸び中心にトップクラスに仕上げた47号機をゲット。特殊なペラの形のため乗りこなせるかが鍵となってくるが、本人は「伸びだけじゃなくてターン回りも良かったなら、ノーハンマーで行きます」と強気。佐藤の動きを継承しているなら、選抜戦の6枠でも大駆けがありそう。

他では、当地連続優勝中の宮下元胤が参戦。佐藤謙史朗は3カ月連続での登場。過去2回は抜群機で見せ場十分の走りを見せていただけに、今節も伸び特化型の調整で好レースを展開するか。