馬場剛が王道V！！

艇界の次世代を担う若武者の祭典「ルーキーシリーズ第4戦第7回スカパー！JLC杯」は馬場剛の優勝で幕を閉じた。

予選トップ通過から準優先マイで優勝戦の絶好枠を射止めていた馬場は、やはり強かった。優勝戦は枠なり3対3の進入。スリットではカドの畑田汰一がコンマ04の快速Sを踏み込んでくるが、これを地元で初優勝を狙う宗行治哉が受け止めて先攻めの態勢に持ち込む。このセンターの攻防を見ながら好枠インの馬場はコンマ07のSから1M主導権を奪うと、あとは宗行のまくり差し、畑田の差しを振り切ってVゴール。慌てず騒がずの速攻劇には貫禄さえうかがえた。

これが今年初優勝。通算では4回目、当地は今大会が2回目の参戦で嬉しい初優勝となった。振り返れば機の仕上げ、Sの踏み込み、レース運びと隙の無い安定した走りを連日見せていた馬場。まさに王道Vと呼ぶにふさわしい優勝だった。