優勝戦の1号艇は益田啓司！

5日目は準優が争われた。10Rの進入は枠なり3対3。スタートは5コースの秋元哲が僅かに遅れたが、ほかはコンマ10付近。ダッシュが乗った印象の松下一也だったが、伸び切れず。イン齊藤仁が問題なく逃げ切った。2着には差した松下一が2Mもさばいて入線。

11Rも123カド456の並びから、イン岡村慶太が唯一の0台Sを踏み込んだ。1Mも不足ない足場からスピード旋回で一気に逃げ切り。つけ回った山崎義明が食い下がる江夏満をさばいて2着に入った。

12Rの進入も枠なり3対3。猛烈な西日の影響か、スタートは全艇がやや遅めとなった。そんな中でもイン益田啓司はコンマ17の仕掛けでハナを切り、強烈な伸びを活かして一人旅の逃走。2着は金田諭と関浩哉で道中激戦となったが、2周1Mで切り返した金田が競り勝った。

優勝戦のメンバーは1号艇から益田、岡村、齊藤仁、山崎、松下一、金田。益田のパワーは優勝戦メンバーでも一つ抜けており、スタートも決まっている。その上ターン足もいいだけに、焦らずレースを出来れば逃げ切れる。

岡村は直線系で、ターン足と出足の調整がしっかり合うかが鍵。齊藤仁はレース足全般が安定しているが、まくるようなムードの足はない。一発があるとすれば山崎。行き足の良さに加えて、課題の出足のパワーアップも成功。スタートも9戦中8戦がトップスタートと切れも素晴らしい。更に最終日は55歳の誕生日。バースデーVを狙えるパワーはある。

松下一は出足系で中堅上位。今節は前走地でのFを気にしてSの切れがいつもほどではない。金田は良化しているが、ここに入ると少し弱い。