滝沢芳行の伸び足が良好！

2日目にアピールしたのは滝沢芳行。5コースから『らしい』豪快まくりでシリーズ初白星。「いつもはやらない手前重視の調整をしても伸びが一番いい。乗り心地は良くないけどね」と手前の部分に物足りなさを残しているが、伸び足は良好で3日目以降も果敢な攻めを期待出来る。

澤崎雄哉も初日に続いて好走。道中の競り合いを制して2着にまとめた。「伸びは上がいるけど、レース足は良くなっていました。調整の方向性も固まりました」と手応えをつかんだ。初日はイン戦で取りこぼした近藤稔也だが、良機51号の機力を味方に3、2着と立て直した。「全体的に悪くない」とコメントは控えめだが、動きはいい。エース機駆る富山弘幸も好脚をキープ。前半は展開の綾で5着に終えたが、後半は良機がそろい、尚且つ花田和明が前付けに動くなど、一筋縄ではいかないイン戦だったが、強力パワーを味方に押し切った。「安定板が外れても悪くなかった。少しのぞく感じもあったね」と話した。

ドリーム組も悪くない動きだが、特に目立つ舟足なのは平尾崇典。ここまで白星にこそ届いていないが、伸び足は上々だ。「伸びている感じはないです。水面が良くないこともあって操縦性が良くないです」と話すが、周囲からは「平尾さんの伸びがいい」と話題になっている。徳増秀樹も「自分の乗り方に合わせ切れていないけど、足自体は悪くないです」とまずまず。村松修二も後半は道中逆転で3着として「出足がいいです」とニッコリ。秋山直之も高速ターンを武器にまとめている。上平真二は前半レースこそやや重たい動きだったが、後半のイン戦は他艇を寄せ付けない逃走劇を見せた。「ペラを叩いて、後半は一番良かった。スムーズにターン出来ました。ただ、調整はまだ必要です」と完調には至っていないが、2勝目を挙げた。