常滑
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自身初のA1昇格果たした黒柳浩孝が奮闘!
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デビューから19年半、自身初のA1級に昇格する黒柳浩孝。「期末はケガで埼玉の病院に入院していた。A1は無理だなって思ってたけど、後輩からA1いけそうですって連絡が来て、正直ビックリした。最近はケガに泣かされてきたけど、今度ばかりはケガに助けられたA1でした」と振り返ってくれた。
そんな黒柳だが、今期最初のシリーズでいきなりのF。「正月明けの斡旋が入るまではSはいけない。お客さんには申し訳ないけど、今節も絶対にFは切れないって思ってます」と我慢の状況。それでも今節はいきなり5コースまくりで白星発進とすると、後半は3カドまくりから2マーク差しで逆転の連勝劇だ。
「伸びはかなりいい。試運転では一緒の人がふたりだけいたけど、それ以外の人は半分は引きちぎった。今は伸び型だけど、ピット離れも悪くないので、上手く合わせられればすごい足になる。前半は同体いければまくれる足と思っていたので、Sを無理せずいけて良かったです」と。
「A1になれたと言っても、これで記念にいっても通用しないのは分かってる。僕の場合はもう少し下積みが必要。最近は体重も52kgで走れることもあるし、減量が上手くいってる。僕のピークはまだまだ先と思ってるし、もっと強くなって上で戦いたい」と語ってくれた。
40歳を前にしてまだまだ進化の途中と言う。今後の走りが楽しみな選手のひとりだ。