
江戸川
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節一パワーの長嶋万記は5枠1回乗りだったので伸び型の調整を試したが、あまりよくない様子。2日目までのバランス型の方が全部の足が良かった。
機力は長嶋、高石梨菜、山川波乙が超抜評価だったが、渡邉真奈美も超抜に仕上げてきた。松瀬弘美と武藤綾子は成績自体はパッとしないがエンジンは上位クラス。堀之内紀代子も超抜ではないが、上位クラスはある。
得点率は長嶋と竹井がトップに並び、堀之内と渡邉が3位タイ、富樫が5位で寺田千恵が6位。強烈な伸びでシリーズを盛り上げている山川は準優ボーダー上の12位。準優に乗ればおもしろい存在になる。
寺田は調整が「少しズレると出足がなくなる」と、合っていれば回り足はまずまず。3日目の前半レースは3コースからまくった西村美智子を、4コースからまくり差しで捉えて1着。レース後に声をかけると「番組がこうしろと言っていたので…」と手で番組表の形を作って余裕の冗談。1つ内の西村がまくっていくのは分かっているので、自分はまくり差すだけという意味で言ったのだと思うが、分かっていても簡単にはできない。それを平然とやれるのだから、寺田はさすがと言うしかない。
準優の勝負駆けとは関係なく穴で狙ってみたいのは犬童千秋と前原哉。犬童は3日目の11Rで6コースから鋭発。まくることはできなかったが、センター発進ならまくっていたはずだ。前原は展示気配が少し良くなったように見えた。3日目の6Rは2着のチャンスがあったが、不利があって5着に敗れた。絡めば高配当が期待できるだけに狙ってみてほしい。
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