A1級vsB級の企画シリーズが開幕！

「トランスワードトロフィーA1級vsB級」前検日。この日は気温が上昇したものの風は北寄り。当地ではスリットラインに向かって向い風が強く吹き、スタート特訓時には行き足の差を生む風として作用した。

今節は、先月当地で開催された「A1級vs東京支部」に引き続いてのA1級とB級の対戦モノで、8名のという小所帯のA1級メンバーが各レース1名もしくは2名に分かれてB級メンバーと対戦する、いわゆる企画レースだ。

そのため、通常初日の12Rに主力級が集まって行われる平和島選抜が、今回に限ると行われず、あくまでA1級は分散し多くのレースで人気を背負う立場に立たされることになる。これは、A1級メンバーにとってはプレッシャーがかかる企画でもあり、活躍が義務付けられた銘柄クラス達には早い段階での仕上がりが求められる。

しかし、今回A1メンバーは総じてモーター抽選運に恵まれず、向い風が強かった前検のスタート特訓においては機力差が行き足の差となって表現され、気配が一息というA1ランカーの姿が少なからず目に付いた。

初日の予報は前検と逆で、強めの追い風。特に1マーク側での乗り心地の良さ、ターン回りの良さが求められる条件であり、調整力の有無が試されることになる。