11R以降は中止打ち切り

4日目は5Rから安定板がつき、8Rからは2周戦。最初は潮と風がぶつかって水面が悪くなっていたが、風が収まってくると今度は降雪。水面も靄ってしまい、視界不良に。そのため11R以降は中止打ち切りとなった。

優出メンバーは4日目10Rまでの得点率上位6人。優勝戦の1枠をゲットした渡邉雄朗は出足が超抜で「伸びも濱崎直矢さんとトップ2。自分の中で負ける人はいません」という仕上がり。過去2回の優勝は3コースから。今節は自身初となるイン逃げでの優勝にチャレンジ。「王道Vをしたいですね」と話していた。

濱崎は乗り心地さえズレなければ、渡邉雄と互角のパワー。4日目は「回りすぎていた」で、回転を合わせて優勝戦に臨む。荒井翔伍は出足が上位級。一瀬明は「伸びだけ」で出足系は中堅あるかないか。高橋勲はバランス上々。4日目はレースをしないで優出したツキもある。南野利騰もエンジンいいが、このメンバーの6コースはさすがに遠い。

本吉正樹は惜しくも優勝戦に乗れなかったが、4日目までオール3連対をキープ。飯山泰は着位数の差で優出次点。こちらもエンジンはかなり出ている。

そしてもう1人、中野希一に注目。初日2、2着と好走し、3日目の後半からチルトを0度に上げた。着は取れていないが「スタート同体行けば勝てそうな体感がありました。最終日は2回乗りたいです」と。その希望が叶ったからには、あとはやるだけ。水神祭に期待したい。