浜名湖
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秦英悟がインコースから独壇場でV!!
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優勝戦メンバーでは、6枠の河野大が朝からペラ調整。一発を狙ってチルトを0.5度にしたりと伸びを求めたが、10Rのスタート特訓に行くと「伸びが普通で出足が甘くなっただけだった」と手応えなし。結局は準優のようなターン回り系に戻してレースに臨んだ。
他5人は比較的ゆったりとした過ごし方で、西山昇一以外の愛知勢は、午後になってから水面に舟を下ろしていた。秦英悟は朝イチのスタート練習で手応えをつかみ、その後は特に調整をする様子がなかった。
本番を迎え、進入は緩やかな枠なり3対3。秦はインコースからコンマ11のトップスタートを決めて1Mを先取り。杉山裕也の差し、天野晶夫のまくり差しをまったく寄せつけず、一気に決着をつけた。杉山と天野はバック並走の形で、2Mを先取りした杉山はターンが流れ、天野がさばいて2番手を確保。ダッシュ勢は西山がスリットからやや伸び加減だったが展開は作れず。見せ場を作れず、それぞれ着外に敗れた。
勝った秦は昨年6月の児島以来、通算11回目の優勝を果たした。昨年末のグランプリシリーズでSG初出場初優出を果たし、勢いに乗って今年初V。今節は、大した実績のない40号機を節一クラスに仕上げており、調整にも走りにも自信をつけている。今後の活躍にも大いに注目したい。