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秦英悟が6戦オール2連対でシリーズをリード!

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秦英悟が6戦オール2連対、杉山裕也も4勝を挙げて得点率1、2位で予選を終えた。この2人は仕上がり面でも節イチ争いを演じていて、文字通りシリーズをリードしている。秦は準優11R、杉山は12Rの1枠で登場。ともに逃げ切り有力といったムードで、優勝戦での対決が楽しみになる。

3位通過は天野晶夫。こちらは、やや番組に恵まれた感のある今節で、仕上がり自体は中堅より少しいい程度。上位2人に比べると、準優1枠でも不安はあるか。

準優勝戦10Rは2枠が野中一平。鋭いスタートが決まっており、足も「中堅上位」に仕上げてきた。天野に対してスリットで先行し、1Mは果敢に仕掛ける可能性も考えておきたい。

さらに10Rには、快速19号機を駆る西山昇一や、ドリーム戦1枠だった市橋卓士もいる。西山は「多少はのぞく感じが出てきた」とパワーを引き出しつつあり、市橋も「リズムが悪いけど、スリット全速なら出ていく足はある」と話しており、混戦ムードが漂う。

鉄板ムードの11、12Rで、あえて穴を探すなら、11Rはレース足が軽快な小林文彦の差し。12Rは「押してくれるし、伸びもいいし、全体的にいい仕上がり」と話す鈴木裕隆の絡みか。