黒崎竜也が前検一番時計をマーク！

今節は確固たる主役が不在。ドリーム戦の絶好枠に座るのは市橋卓士だ。素性が良くない43号機で不安はあったが、前検の感触は良好。足合わせをした選手に勝っており、スタート練習の班でも「余裕があった」と、意外にも手応えを得ていた。ドリーム戦は人気に応える走りに期待したい。

地元の渡邉英児は「最近は浜名湖で良くなくて…」とやや苦手意識が出てきた様子。ひとまずは前操者のままでレースに臨むようだが、何かしら調整のきっかけを掴みたいところ。

杉山裕也は前節の優出エンジンをゲット。「行き足、乗り心地が良かった」と手応えもいい。間嶋仁志、秦英悟は良くもなく、悪くもなくといった雰囲気。野中一平は「行き足から伸びが微妙」と、やや劣勢ムードが漂っていた。

注目の19号機を引いたのは西山昇一。ただ本人は無関心で「えっ、これいいエンジンなの？知らなかったよ。ペラは叩いちゃった。スタートが早いってだけで、他は特になかったかな」と話した。伸び型18号機を得た黒崎竜也は、さっそく前検一番時計をマーク。「回っていたし、いいんだろうね」とパワーは感じており、攻撃的なレースに注目が集まる。