予選トップ通過を決めたのは大場敏！

2日目まで得点率首位だった重野哲之だが、予選最終日は大崩れ。10位まで順位を下げてしまった。「ペラに焼きを入れたらおかしくなった。不満がない足だったのが、不満しかなくなってしまった」と、極端な足の変化に肩を落とした。それでも「準優には乗ったわけだし、やるしかない。頑張ります」と前を向き、攻めの姿勢で優出を目指す。

予選トップ通過を決めたのは大場敏。3日目は連勝で締め、流れをつかんだ。菊地孝平は1枠だった初日ドリーム戦以外での白星はなかったが、オール3連対にまとめて2位通過。「浜名湖では久々にいい出足になっている」と仕上がりは満足そうだ。3位通過の谷野錬志も「目立ちはしないけど、上位の中のひとり」と高いレベルの舟足になっている。

深谷知博は不良航法による減点が響いて13位。準優は5枠となった。それでも「行き足から伸び、回り足もいいし、問題ない」と仕上がりは抜群。ピット離れも良く、準優はコース取りから見せ場を作りそうだ。

徳増秀樹は予選ラストの大敗が気になるが「展開が悪かっただけ。足は中堅は十分にある」と悲観していない。準優は攻めやすい3枠となり、意地のまくり攻勢でベスト6入りを狙う。