角谷健吾が得点率トップで準優入り！

4日間の予選が終了した。得点率トップで準優入りを決めたのは角谷健吾。オール3連対でまとめ、仕上がりもいつものようにバランスが取れていて欠点のない状態だ。準優もしっかりと押し切りそうなムードで、優勝候補ナンバー1であることは間違いない。

2位通過は平見真彦。こちらもパワフルな動きで、特にいいのは伸び系。気温が下がってくと回転が上がり始め、ターン回りもスムーズになる。準優11Rはちょうどいい時間帯で、パワーを遺憾なく発揮できそうだ。ただ、心配なのはスタート。そこを克服できれば優出は安泰だろう。

最後の準優1枠を手にした茶谷信次は、「嬉しい誤算」と驚いていた。エンジン抽選の時は2連対率を見てガッカリしたそうだが、いざ乗ってみると悪くない動き。そこから日に日に上昇線を描き、予選終了時には「中堅上位でしょう」と納得できるレベルになった。レースに集中できる仕上がりなら、準優10Rは逃げて優出一番乗りを決めたいところ。

地元の佐々木康幸は4位通過。今節は1走ごとにペラの形を変えて挑んだが、結局は「前の人の形に戻した」と。数字ほどの伸びではない事に不満そうだが、出足は悪くなく、4日目はスタートも決まった。ようやく「これで行く」と定まったなら、準優は鬱憤晴らしの白星となるか。

快速19号機を駆る田路朋史は、7位で予選を終えた。こちらも伸び仕様を試していたが、元に戻した「4日目が一番良かった」と納得の足に。特にいいのは「回ってからの押しから、行き足までの感じ」と繋がりの良さを気に入っている。パワーはおそらく節一で、準優でも侮れない。