地元の河合佑樹が初日唯一の連勝発進！

オープニングカードは渡邉俊介がまくり差しを決めた。ターン回りに力強さがあり、高勝率機らしい動きだった。2Rは前検一番時計をマークした為本智也がファンを沸かせた。5コースから好スタートを決めて1Mは握りマイ。2Mは混戦となったが、ここも握って2着に浮上すると先頭を走る横井健太にも肉薄。そして2周2Mで逆転した。「レース足がいいですね。舟が返ってきます。全部取る気持ちで頑張ります」と気合満々だ。

3Rは籾山佳岳と尾嶋一広が競ったところを、地元の河合佑樹が鮮やかなまくり差しで突き抜けた。19号機を駆る籾山はイン戦で2着。前節は超抜だったが、沈没で行き足が落ちている印象がある。それでも1Mまでは伸び返していただけに、伸びは変わらず良好。回転が上がり始めれば気配は戻りそうだ。

6Rは関口智久は福島勇樹の攻めを受け止めたが、ややオーバーターン。藤田靖弘が展開を捉えて差し抜けた。「乗りやすいし、バックは伸びましたね」と幸先のいいスタートを切りニッコリ。

7Rはドリーム戦1号艇の橋本久和が登場。主力としての貫禄を見せるかのように、まくり一撃で内艇を沈めた。井本昌也もSは遅れてしまったが、道中逆転で3着に食い込んだ。「回り足がいいですね。浜名湖はイメージいいですし、後はSだけ」と2日目以降も注目だ。

10Rは河合が2コースからジカでまくって初日を連勝発進とした。ただ「お盆の時のペラのように叩いてバランスが取れて中堅。足の上積みはもう少し欲しいですね」と、結果は出たが仕上がりはまだまだの様子。

メインのドリーム戦は尾嶋が私傷病による途中帰郷となり、5艇立てで行われた。イン橋本はSでやや遅れ気味。先マイを狙うもターンマークを外してしまい、坂口周のまくり差しが決まった。福島が2着に続き、石田が3着に入った。なお、山谷央は2周1M付近で転覆。公傷により途中帰郷となった。