浜名湖
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ファイナル進出争いが白熱!
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2日目同様、気持ちのいい天気の下で予選最終日は行われた。
まずは2R、大場敏が差しを決め、優出に大きく前進。
3Rは黒井達矢が2コースまくりで勝利、優出へ望みをつなげた。無傷の4連勝中だった杉山裕也は、このレース2着で連勝はストップ。
2日目まで好機を生かして好走していた阪本聖秀が4Rに6号艇で登場。勝利への執念を見せ前付けで2コースまで潜ったが、ダッシュ勢の攻めを浴びて大敗。V戦線から脱落した。
6Rは野澤大二が差しで制して、待望の初白星。優出に向けても大きな1着となった。好調の前野竜一は、このレースでは道中、必死の追い上げを見せたが4着。得点率上位者がしっかりポイントを稼いでいたこともあり、優出へ向けては苦しい立場となってしまった。
後半7Rは杉田篤光が5着となり、優出争いから大きく後退。自力でのファイナル進出がなくなった。
8Rは重野哲之が3号艇からインを奪ってそのまま押し切り勝ち。2着続いた大場が得点率8.83で予選を終え、優出一番乗りを決めた。仕上がりは「チルト0でターン回りがスムーズになった。足は数字以上で上位の次。ドリーム戦はまくり差しが届かなかったけど、今ならもっと迫れるかな」と凡機をしっかり立て直した。
10Rは黒井が、差して肉薄してきた別府を振り切り逃走。予選最終日を連勝で締め、得点率は8.20と逆転で優出切符を手にした。日に日に好機1号らしい力強い動きになっており、黒井も「乗り心地はずれているけど、行き足から伸びはトップ級ですよ」と話した。野澤は4着となったが、8.00でファイナル入り。
11Rは杉田が鮮やかなまくり差しを決め、優出の可能性をグッと近づけた。「文句なしの仕上がりでしたね。出足はかなりいいですよ」とニッコリ。得点率トップだった杉山は、道中追い上げて3着、9.33で予選を終了。「上位で重野さんと同じぐらい」と。予選最終日は着を落としたが、変わらず仕上がりはいい。
最終12Rは1着条件で優出の前野が3着に終え、2着ならシリーズリーダーとなった重野は4着に終わり、重野は「1号艇で乗りたかったけど…」と唇をかんだ。ただ「仕上がっている。杉山君と同じぐらいあります」なら逆転Vは十分ありそうだ。