ボートレース江戸川

江戸川

3代目江戸川番長は地元の福来剛!!

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最終日も風が強く、1Rから安定板を使用。2Rからは2周戦で行われた。レース傾向はまくり損。仕掛けていった選手は1Mで流れ、内の選手がクルリと回ってBS先行するシーンが目立っていた。圧巻だったのは3Rの黒柳浩孝で、そんな悪条件の中でも6コースから豪快にまくって1着。「この足なら6枠でもいいから優勝戦に乗りたかった」と悔しそうにしていたが、言葉通りのパワーを発揮して最終日の最高配当を演出した。

優勝戦はリングを2本換えて臨んだ福来剛が3コースからコンマ08のトップスタートを決めてまくり快勝。桑原将光が差して続いたが渡邉雄朗が2M、鋭い差しで逆転。桑原は加藤政彦の追撃を抑えて3着に食い込んだ。

福来の勝因は整備とスタートだが、水面コンディションもかなり影響したとみられる。35cmほどあった波高が優勝戦では15cmとなり、これが福来にとって吉と出た。

福来は通算30回目、今年3回目、当地では7回目の優勝。初代、2代目と大阪支部に持っていかれていた『江戸川番長』のタイトルを、ようやく地元勢が手にすることができた。