前節準V機の寺本重宣が前検一番時計！

今節は4日間の優出制。新エンジンになって3節が経過し、おぼろげながら好機、凡機の差が見えてきた。ただ、今節から温水パイプが外れるだけに、気配が一変するエンジンも出てきそう。初日から各エンジンの動きは注視したい。

ドリーム組の前検気配はあまり大きな差がなく、鈴木幸夫も「班の比較は同じ」と。絶好枠の田村隆信は「エンジンの素性は悪くなさそう。洗浄もしてあるし、ペラに集中します」とペラ調整で上積みを狙う。

感触が良かったのは山口裕二と三浦敬太。山口は「回転の上がりが良かったです。伸びることはなかったけど、少しずつ良さそう」で、三浦は「人によっては自分の方が分が良かったりしました」と笑顔を見せた。

前節V機を得たのは井内将太、準V機は寺本重宣の手に渡った。「いい感じはなかったです」という井内に対して、寺本は「乗りづらかったけど、行き足はいい感じ」と前検一番時計をマーク。前検では明暗が分かれる結果となった。

他の予選組では岩永節也、岡祐臣が良機を手にして、岡は「行き足が良くて、浜名湖の割にスタートは速かった。エンジンは良さそうです」と好感触を得ていた。

女子選手では西村歩が「悪くなさそうです。一回これで走ります」と及第点の動き。来期はA1復帰が決まっている藤原菜希も「スローから行く感じが良くて、手前は良さそう。井内将太さんにもいいねと言われました。後はスリット付近とターン出口」と手応えを口にした。