初日は女子選手が躍動！

初日は一日を通して曇り空となったが水面コンディションは良好で、女子選手の活躍が目立った。1Rは中村かなえが2M全速ターンで3着を確保すると、続く2Rは6号艇・藤原菜希が4コース奪取からこちらも3着。3Rは西村歩がイン逃げを決め、7Rは深見亜由美が全速ターンを連発して見せ場を作った。

オール女子の9Rは地元の若手の柴田百恵が制した。「前半はダメだったけど、調整して後半は向きが良くなりました」と前半の失敗を踏まえた調整で上積みに成功。前期は原点回帰で4、5、6コースからレースをしていたが、その効果が結果に表れた様で「思い切ってレースが出来ています」とニッコリ。2日目以降も強気なスタートとターンで躍動しそうだ。11Rは出口舞有子が差しを決めた。来期は初のA級昇格で乗りに乗っている。

もちろん男子も負けていない。ドリーム組では田村隆信がドリーム戦を制して連勝発進。「行き足、出足、回り足が良くて、レースで使うところがしっかりしています」と実戦足の良さを話した。

地元の渡邉英児も1、2着の好発進。「舟の向きと出足がいいです。直線は普通だけど、レースがしやすいです」と早くも納得の表情を見せた。来期はA2落ちだが、その鬱憤を晴らすレースを期待したい。

予選組では岡祐臣、寺本重宣がいい動きを見せた。岡は初日1、4着のまずまずの発進。「いい足をしていますよ。大場敏さんが仕上げていますね」と前操者の大場に感謝した。寺本は白星には届かなかったが、先頭を走る上田隆章に肉薄。「出ています。伸び型ですね。回っての一瞬はみんなと同じだけど、その先がいいです」と前節準V機の機力を実感した。

他では宮崎奨がまずまずの動きで「バランスが取れていいです。坪井(康晴)さんが仕上げていますね」と話した。