木下大將が相棒・23号機のパワーを絶賛！

初日は強い追い風が吹く中でのレースとなり、1枠勢が主導権を握るレースが多かった。インが強いは追い風もあるだろうが、空中線の仕様が従来の固定式からフロート式に変更されたことも影響しているか。「以前の感覚で行くとスタートが早い」と話していたのは女子屈指のスタート巧者である宇野弥生で、後半レースはインからコンマ01のタッチスタート。この宇野を含めて初日1号艇のトップスタートが9本だったのも、仕様の変化が影響したと言えそうだ。2日目は追い風が収まる予報が出ているが、インの流れが継続するのか興味深いところ。

初日は連勝ゴールとした選手はおらず男子は石丸海渡、女子は鎌倉涼が2走2連対発進。それぞれ実戦足が上々だが、舟足で言えば男子はエース23号機の木下大將が1強ムードで周りの選手からも大評判。木下自身も「特に伸びがいいし最低でも優出はしないとダメなエンジン」とパワーを絶賛する。女子は塩崎桐加に、地元の勝又桜、千葉真弥、そして森下愛梨あたりの雰囲気が良さそうだ。

初日の女子DR戦は浜田亜理沙が差し切って白星。絶好枠で人気を集めた廣中智紗衣は4着で3連単は6万円台の大穴決着。ペラ調整で上積みがあったと話す浜田、そして2着の川野芽唯に対して、廣中は「乗りづらかったし調整のゾーンが狭い」とペラ調整に課題を残した形だ。

2日目メインは男子のDR戦。1枠に座るのは地元・笠原亮だが、こちらもペラ調整で舟足的には一歩前進があった様子で、地元で人気に応える逃走劇に期待したい。