森貴洋と葛原大陽が2日目を連勝！

2日目も強めの向い風コンディションの中でレースが行われ、スタートに苦しむ選手が続出した。

2Rではレース中の怪我で1年間欠場していた木幡純也が差しを決め、復帰明け初白星を挙げた。後半は事故艇を回避したこともあって出番はなかったが、レース勘は問題なさそう。3日目以降も注目したい。

2日目連勝は森貴洋と葛原大陽。森は「足に文句はないです。自分が乗れていないです」と連勝にも納得のレースとはいかず、浮かない表情。葛原は「舟が返ってくる」とターン回りに自信を見せていた。他では亀山雅幸、田中太一郎の気配が光る。

予選最終日を前に得点率トップに立つのは森。3日目は1回走り、シリーズリーダーをかけてこの一走に集中する。2位は亀山、3位には葛原と予選組が上位を形成。ベテランの井川大作も4位タイにつけるなど、ここまでは予選組が躍動している。

ドリーム組では松崎祐太郎、下出卓矢が4位タイ。松崎は機力こそ目立たないが、3日目は1、3枠とポイントの加算を計算できる。下出は外枠2走だが、「エンジンはまあまあいいと思う。3日目はいつも通り伸び重視にします」と得意の伸び型調整がはまれば面白い。

興津藍も出足はやや甘いが、直線は光る。3日目は1M決着が可能なインと4カドとなりそうで、気迫のS攻勢に注目。川崎智幸は2日目、不運が重なり5着2本。得点率も17位と下降。それでも「初日より良くなっている」なら、予選はしっかりクリアしてくるだろう。