栗原直也が嬉しい水神祭を達成！

準優前の8R、栗原直也が4カドからまくりを決めた。デビューして219走目での初勝利。9R発売中に水神祭が行われた。「まくりで決めることが出来て良かったです。ホッとしています。一発放ったけど、伸びていきました。足はいいです」と。最終日も栗原の走りに注目だ。

優出一番乗りを決めたのは松崎祐太郎。インから先マイを決めて素早く逃走態勢を固めた。それでもレース後は「まだ後伸びの感じはあります」と仕上がりには不満を残す。松崎とは反対に同じレースで優出した中田元泰は「展開を突けるので、何もしないつもりです」と悪くない仕上がり。「手前から行き足がいいです。元から良かったターン回りに出足がつきました」と上積みにも成功している。

11R、下出卓矢はチルトをマイナスに下げてイン仕様で臨んだ。ややピット離れは悪かったが、インを守り速攻逃げを決めた。「出来れば枠番通り行きたいけど…。中途半端な着はいらないし、優勝するためにはまくりだと思っている。大外もあります」と思案していた。悔いを残さないためにも、強烈な伸びを選択しそうなムード。2着に続いた興津藍は「ターン回りからの上がりが良くなったし、エンジンは底上げ出来ている」と話した。

12Rは6号艇の濱田隆浩が前付けに動いて162カド345。川崎智幸の仕上がりも良く、森貴洋にとっては試練の一戦だった。それでも、節イチパワーを味方に深インを楽に克服して逃走。これで優勝戦のポールポジションをゲットした。「調整は特に何もしていないです。こんなに楽をさせてもらった節はないです」と59号機様々という感じだ。ラストも逃げて06年9月以来の美酒を味わう。葛原大陽が川崎の猛追を振り切って最後の優出切符を手にした。