2日目連勝の藤山雅弘が得点率トップ！

2日目は安定板こそつかなかったが、うねりがあって難しい水面。気温が上がったせいで調整がうまくいかない選手が多かった。そんな条件のなか、藤山雅弘は差しと逃げでピンピン。初日後半から3連勝になり、得点率もトップに立った。

エース64号機の郷原章平は前半6Rを抜きで制したが、後半10Rは3着に敗れた。その10Rは西島義則が3コースまくりで快勝。西島は「大分手前に持ってこれた。行き足が良くなった。もうちょっと乗り心地も良くしたいが、うねっているから一緒かな」と。西島と妹尾忠幸が得点率2位タイにつけている。郷原は作間章、岡田憲行、船岡洋一郎と同率で4位タイ。2日目終了時点で7人が9点オーバーのハイアベレージだ。

残念だったのは尾形栄治。初日1、3着で2日目もイン先行したが、無念のFコール。それでも「展開突ける回り足はあります」なら、スタートはもう行けないが、2着か3着に絡む可能性は十分ある。スタートと言えば安田政彦が苦労している。「江戸川で2回続けて切っているのでビビってます。エンジンは評判どおり出ていますが…」で、3日目の8Rは奮起の逃げを見せてもらいたい。もう1人、山川雄大もスタートが課題。「スタート行けばいいところに出てこられそうな雰囲気あるんですが、前回初めて江戸川に来てFを切っているので…。ビビってます」と、安田と同じようなコメントをしていた。

問題なのは3日目の風。今節は大潮なので強い風が吹くと開催するのが難しい。予報では10m以上の南風。関係者の話では「予報が急変しない限り、中止順延仕方なし」と言っていた。開催情報に注意してほしい。