ボートレース浜名湖

浜名湖

西村拓也と小野達哉が好調!

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「日本財団会長杯」は2日目が終了。初日は安定板が装着されるほど強風が吹いたが、この日は微風で絶好の水面コンディション。晴天で湿度も上がらない分、回転が上がる条件となった。

初日唯一連勝を果たした石野貴之だが、この日は5、4着と崩れ、その2走は万舟決着と波乱に。レース内容からは回り足に不安があったようで、調整の必要性が感じられた。

石野は崩れても、大阪勢の層は厚く、西村拓也小野達哉が好調。西村は回り足を強力に仕立てて、まくりとまくり差しで連勝。前半5Rの2コース戦はインの野田部宏子がスタートでドカ遅れしたために、イン逃げ同然の内容だったが、後半9Rは5コースから1M艇団を鋭く割ってスピードの違いを見せ付けた。「足はバランスが取れて中堅上位の下」と機力評価を細密にジャッジ。当地独自計測のタイム類は常に好調で、順調にパワーアップしている。

小野は「2日目も何もしていない」とノーハンマー。4Rのランチタイム戦は1枠にシードされて圧倒的な支持を集めたが、スタートタイミングで分が悪く、あわやの場面を予感させたが、そこからの伸びは鋭く1Mを先マイ。2コース冨田秀幸の差しが入ったかに見えたが、そこからの加速もシャープで、BSで一気に突き放した。「足は変わらずいい」と安定板が取れても感触は上々。「かかりすぎる感じがあったので、そこは微調整するか考えます」と、完璧の仕上げで白星量産を狙う。

西村と共に連勝したのは小林泰。前半3Rは豪快にまくり、後半10Rは石野らを封じて逃走劇を披露した。しかしながら、レース後の表情はイマイチで「引き波を越えるときに回転が上がってこない。それはレース前から感じていた」と不安を口にする。振り返ればこの日は引き波を越えずに決着をつけ、クレバーな立ち回りであったが、残りの予選はセンター枠だけに引き波をクリアしなければならない。「回す調整はしているけど、ペラを引き続きやります」。3日目に与えられたのは4枠で、12R1回乗りだけに調整の時間は十分。早い時間から小林が試運転を繰り返すシーンがありそうだ。

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
6超抜級 天野 友和 石野 貴之 小野 達哉
5上位級 鈴木 茂高 野田部 宏子
4中堅上位級 笠野 友紀恵 中村 真 倉尾 大介 草場 康幸 谷村 啓司 中島 真二 村上 彰一 竹野 未華 千葉 真弥
3中堅級 渡邉 睦広 奥平 拓也 石田 政吾 飯島 昌弘 上平 真二 樋口 亮 秋元 誠 林 恵祐 原田 秀弥 向井 美鈴 樋口 範政 石塚 久也 市川 美宏 大峯 豊 鈴木 成美 西村 拓也 小林 泰 真子 奈津実 吉村 誠 出村 卓也 半田 尚也 村上 遼 高橋 悠花 深見 亜由美 松本 一毅 板橋 侑我
2下位級 新良 一規 久富 政弘 冨田 秀幸 柴田 友和 津久井 拓也 有賀 達也