ボートレース浜名湖

浜名湖

小野達哉が優勝戦の1号艇!

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「日本財団会長杯」は12日、5日目に準優勝戦が行われた。水面は終始、安定。新ペラとなってしまった向井美鈴は調整が間に合わずパワーダウンしてしまったが、それ以外の機力はほぼ安定していた。

さらにパワーアップしていたのは29号機の小野達哉。前半8Rは6号艇で大外発進となったが、スタート直後にすぐ内の真子奈津実を叩いて実質5コースに。そして1Mで最内を突くと、バックストレッチでは先行する新良一規樋口亮を一気に捕らえ、2Mを先取り。回りシロが少ない分で新良と樋口亮に差し場を与えたかに見えたが、旋回後の出足は抜群で、逆転の機会を全く与えず首位を独走。ピットに引き上げるや水面と同じく軽快な「足取り」で闊歩した。「やっとペラは触りました」と調整に着手したのが功を奏した形。「あの展開で2M先に回れるとは思いませんでした」とエンジンパワーを実感する。準優12Rでは3コースからまくり勝負に出たエース機・天野友和を寄せ付けず、逃げ圧勝。「自分が一番出ている」と機力とともにシリーズリーダーを実証。「あとはスタートに集中です」と当地初優勝を目指す。

強敵は大阪支部の先輩2人。優勝戦3号艇の西村拓也と5号艇の石野貴之だ。西村は「自分のペラの形に近づけているから、伸び型になっている」と特徴を示すが、「レースでのかかりは良かった」と回り足も好感触。石野は「変わらず全体的にいい」と当初伸び型だった66号機をバランス良く仕上げ、「ピット離れも合えば出る」と。準優11Rでのピット離れも結局は枠なりだったが、1枠の上平真二よりも優勢だった。実力上位の意地を見せるべく、石野が待機行動から貫禄を示して逆転優勝のシーンがあっても不思議はない。

上平と石田政吾はやや機力劣勢の印象だが、ハンドルワークは今節も好調。展開ひとつでチャンスあり。そして、エース機の天野の動きもパワフルなだけに、侮れない存在だ。

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
6超抜級 天野 友和 石野 貴之 小野 達哉 千葉 真弥
5上位級 西村 拓也 半田 尚也
4中堅上位級 奥平 拓也 上平 真二 樋口 亮 草場 康幸 林 恵祐 鈴木 茂高 向井 美鈴 中島 真二 出村 卓也 野田部 宏子 板橋 侑我
3中堅級 新良 一規 笠野 友紀恵 中村 真 石田 政吾 飯島 昌弘 倉尾 大介 原田 秀弥 柴田 友和 谷村 啓司 樋口 範政 石塚 久也 市川 美宏 大峯 豊 鈴木 成美 村上 彰一 小林 泰 有賀 達也 真子 奈津実 吉村 誠 村上 遼 竹野 未華 高橋 悠花 深見 亜由美 松本 一毅
2下位級 渡邉 睦広 久富 政弘 冨田 秀幸 秋元 誠 津久井 拓也