
尼崎
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「日本モーターボート選手会長杯 男女W優勝戦 純烈祭」最終日。9R男子選抜戦は川上聡介が、10R女子選抜戦は島田なぎさがともに逃げて白星締め。島田は最後の最後で初白星マークで気持ちいい締めくくり。
注目の優勝戦。男子11Rの進入は枠なり3対3だったが、スリットで波乱。インの吉川元浩がまさかのS遅れ。2コースの魚谷智之がトップSから先制まくり。ただ吉川も伸び返して応戦気味のターン。魚谷のターンが僅かに膨れたところを、茶谷信次がスパッと差し切って大波乱のV奪取。魚谷がそのまま2着。差し続いた富山弘幸が3着を守った。優勝した茶谷は通算15度目、尼崎では初V達成。未勝利で優出を果たし、最後の最後の白星Vと珍しいパターンだったが、新年最高のスタートを切って今年の活躍にも期待が膨らんだ。
優勝戦女子12Rも進入は枠なり3対3…だったが、こちらもスリットで波乱。勝ったのは水野望美で、インから先マイ完勝V。ただ4カドからまくった松瀬弘美と、そのマーク差しで続いた中田夕貴が痛恨のF。大外からまくり差して続いていた角ひとみが繰り上がりの2着に。山川美由紀が3着に粘った。優勝した水野は通算2度目、尼崎では初V達成。今節は初日1Rで白星発進を切って、最後はV締め。水野に始まって水野で終わったシリーズだった。デビュー2度目のVも大きな自信に繋がりそうで、今年は飛躍の予感しかない。
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