杢野誓良が堂々の得点率トップ！

杢野誓良は5戦3勝2着2本のオール2連対で、堂々の得点率トップに立った。温水パイプがついて18号機が完全復活。唯一の課題である乗り心地は「求めてみます」と言っていたが、このままでも優勝できるだけのパワーはある。

その杢野よりも出ているのが61号機の森作雄大。得点率は3位タイ。4日目は1枠1回で、優出は濃厚だろう。

3日目に急上昇したのが川北浩貴。前半レースの直後「今は良かったですね。S特訓から行き足は良くて、あとは出足がどうかと思っていましたが、そこも良かったです。もう何もしません」と納得の仕上がりになった。実力者の川北に機力も備わり、しかも4日目は連勝を狙えそうな番組に組まれている。

西山昇一はテクでしのいで、予選2位につけている。「いいのを除けば同じくらい」だが、「いいのが結構いる。本当にいいのとは話にならない」と機力は劣勢だ。また、大谷直弘は3日目の後半は「調整失敗」だったが、微調整でグリップ感は戻るはず。優出ボーダーを8.17と推定すると、4日目は3着以内が優出条件になる。

柏野幸二は6枠と2枠で1、2着条件、折下寛法は6枠と4枠で連勝条件。かなり厳しい勝負駆けだが、実力的には成功しても不思議はない。伸びると評判だった秋元誠は雨が降って急降下。「ペラを思い切って叩けない状態なのでチルト1.5にしないとダメかもしれない。雨が上がれば大丈夫だと思いますが…」と。2日目までの伸びが戻れば、優出勝負組には脅威になる。

なお、塚本太二郎と三上泰教は途中帰郷になった。