水面状況悪化のため、11R以降は中止打ち切り

初日は1Rから安定板がつき、2周戦で行われた。しかし11Rと12Rは下げ潮になり、南風とぶつかって水面状況が悪化。回復の見込みもなく11R以降は中止打ち切りになった。

今節は当地初出場の選手も多く、さっそくの荒れ水面に辟易しているかと思いきや「意外に乗れました」と。初出場の選手に好機が渡っている事が要因のようだ。特に良さそうだったのは上田健太。成績は4、3着だったが「全速なら伸びます。行き足もいいし、節一か節二あると思います。このエンジンのおかげで、初出場ですが自信を与えてもらっています」と、機力に胸を張る。今節はどこかで一発があってもおかしくはない。

初日に走った選手の中では、楠原正剛がピットでも評判のパワー。濱崎誠はエンジンもいいが、それ以上に乗りっぷりがいい。原田正己もいいエンジン。「出足も伸びも、乗り心地もいい」と納得の表情をしていた。

選抜組で唯一レースをした上野真之介は「伸びはやっぱりいいですね」と言っていたが、重さもかなりあるようだ。岡村仁はレースをしてないが、「前検練習はためて、ためて起こしても、スっとついてくので、エンジンは間違いなくいい。ペラは河合佑樹選手が欲をかいて、伸びに寄せすぎた感じ。そこを調整しました」と自信満々。仕切り直しの2日目は2枠と1枠の2回乗り。連勝を十分に狙えるはずだ。

なお、長岡良也は家事都合で5R、9Rを欠場し、途中帰郷になった。