浜名湖
浜名湖
濱野谷憲吾がイン速攻で今年初優勝!!
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
「中日新聞東海本社杯」は25日、優勝戦が行われた。予選通過のボーダーが6.20のハイレベルだった今節は、準優勝戦も全て1、2号艇の決着となり、機技に充実した6選手による頂上決戦となった。
4日目までは向い風が吹いていたが、最終日は右横風に転じ、5Rでは吉田宗弘がコンマ01の勇み足。スタートの難しさを改めて見せられた。中盤以降は追い風に変わったが、9、11Rでは6号艇のまくりが決まって波乱の決着。特に9R進入固定戦での地元の新鋭・板橋侑我のカマシは爽快で、目標としている「4期でA級昇格」に望みをつないだ。次節も地元の「浜松市長杯争奪 やらまいかカップ」に登場するだけに、活躍を期待したい。
優勝戦は6枠の西山貴浩の進入が注目されていたが、枠なり3対3に落ち着いた。スタート展示と同じく、インの濱野谷憲吾と3コースの河野大、5コースの中村有裕のスリット近辺の気配が良く、2コースの梶野学志はヘコんだ上に伸び返す勢いもなく後退。コンマ09でトップSを切った濱野谷が1Mを先マイし、河野は全速ターンで追撃するが、バックで差を縮められず、濱野谷は早くも独走態勢に。中村は梶野を叩いてのまくり差しでバック3番手に位置したが、ガラ空きとなったブイ際を捕らえた西山が最内を差し伸び、2Mを先取り。先行する河野を猛追し、道中の伸びは強力だったが、河野は抜群の出足を生かして西山の逆転を許さず、2番手をキープした。今節の実力最上位である濱野谷は、ペラ調整もバッチリ。初日から快速に仕立てて、優勝戦も危なげなく逃げ切り、主役の座は譲らなかった。2連単1-3、390円は2番人気、3連単1-3-6、2040円は9番人気。
優勝した濱野谷は通算79度目の優勝で今年初、しかも当地では98年11月GIダイヤモンドカップ以来、約20年ぶり2度目の栄冠に輝き、久しぶりに静岡のファンの前で笑顔を見せた。