ボートレース浜名湖

浜名湖

山口達也が6戦全勝の快進撃!

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「スポーツ報知 ビクトリーカップ」は3日間の予選が終了した。ボーダーの5.60には5人が並び、着位差で中井俊祐が脱落。ベスト18を巡る争いは混戦となったが、トップ山口達也はどこ吹く風。3日目も取りこぼすことなく、予選は6戦全勝。文句なしの予選トップ通過だ。

伸びる田中伸二寺田千恵、行き足がいい太田克哉に、1号機の鹿島敏弘と機力で威張れる存在はいるが、山口達も元来の出足型から伸びも強力に仕立てて出色の展示タイムをマーク。1Mは余裕を持って捌いたように、バランス面でも節一といえよう。気温上昇しても「何もしていない」と泰然自若。「ピット離れも問題ないし、あとはスタート(が課題)ですね」とレースに集中するのみだ。4日目は前半8Rに3号艇で登場。相手関係にも恵まれた印象あり、完全Vを達成する可能性が高まっている。

2位通過は平田忠則。こちらは低調機の底力を引き出して、盤石のレース内容でオール3連対としている。「気温が上がって重かった。トルク感がありすぎる感じ」と回転不足を示唆するが、「ひと回転上げればいい」とペラ調整で万全の状態に持ち込んで準優に挑む。

3位は鹿島。1Mで展開を捕らえられなくても、抜群のレース足で先行艇を難なく抜き去る強パワーを保持。平田と同じくオール3連対で、準優1枠を獲得した。「かかりは少し浅いけど、全部の足がそろっているし、トップクラス」と胸を張る。準優は1号艇が人気に応える走りを見せてくれそうだ。

準優は1枠トリオの機力万全で逃げ本線となりそうだが、一発を狙うなら10Rの寺田と佐藤大佑。寺田は「元々行き足、伸びがいい」と直線の良さをアピール。しかもピット離れが強力で、2走目以降は2コース以内を確保している。準優10Rは進入から鹿島を脅かす存在となる。

佐藤は常に伸びを追求しており、3日目は威力を発揮。9Rでは4カドから飛び出して他艇を置き去りにする圧勝劇。「2日目は調整に失敗してワースト級だったけど、3日目は伸びがトップ級になっている。準優も伸びを活かして一撃狙い」と。準優10Rも3日目9Rと同じく4号艇。他を出し抜くスタートを決められれば、鹿島や寺田を飲み込んでしまいそうだ。

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
6超抜級 田中 伸二 山口 達也 鹿島 敏弘
4中堅上位級 高塚 清一 鈴木 貴司 寺田 千恵 太田 克哉 泉 祥史 村田 修次 長畑 友輔 高倉 孝太
3中堅級 小神野 紀代子 西島 義則 竹村 明 島川 光男 池上 裕次 渡邉 英児 佐川 正道 後藤 孝義 折下 寛法 一宮 稔弘 金子 貴志 中村 智也 平田 忠則 佐々木 康幸 飯島 誠 木下 陽介 浮田 圭浩 三宅 潤 村岡 賢 犬童 千秋 山口 隆史 松本 弓雄 松本 晶恵 小山 勉 佐藤 大佑 藤原 菜希 高倉 和士 丸山 龍太郎 伏島 祐介 宮之原 輝紀
2下位級 垣内 清美 向井 美鈴 杉江 浩明 中井 俊祐 金田 大輔