ドリーム戦は今垣光太郎が逃げ快勝！

「静岡朝日テレビサンライズカップ」が開幕した。初日連勝を決めたのは鋤柄貴俊と井内将太郎。いずれも30％前後のモーターながら前検日からペラ調整に勤しみ、行き足から伸びは目立っていた。「バランスが取れている」と感触も一致。ペラ調整の必要性も示唆するが、2日目以降も水面を躍動することは必至だ。

エース機の古川誠之は初戦4着と見せ場を作れず、「足は普通で乗りづらい」とトーンダウン。一方で岡田憲行は2着2本だったが、伸び気配は展示から抜群。1M攻め切れなかったが、2Mではクルリと回って着順を上げ、レース足の良さも示した。「回転不足で(足自体は)前検の方が良かったかも」と調整が合ってなかったようだが1号機のポテンシャルはしっかり引き出しており、白星ゲットは近い。

11Rは竹井奈美が満を持して登場。イン逃げで上がりタイムも優秀だったが、「直線は悪くないけど、体感が合ってなくてかかりも浅いし、ターン回りがもう少しですね」と満足していない。談話から推測するに、競ったときに不安ある様子。2日目は中外枠での戦いになるだけに、朝からペラ調整に集中だ。

ドリーム戦は1号艇の今垣光太郎が岡田の攻めを封じて逃げ切り、人気に応えた。ただ、「普通で30％くらいの人と一緒くらい。本体やってもいいかも」と機勝率を思うと納得の足ではない。2日目以降も展示気配と直前情報に注目だ。