鋤柄貴俊がオール2連対をキープ！

「静岡朝日テレビ サンライズカップ」は2日目が終了。初日連勝の鋤柄貴俊と井内将太郎は明暗の分かれる結果となった。

鋤柄は2着2本でオール2連対をキープ、得点率トップに立った。気象条件の変化に対応してレース足が強力。3日目の予選最終日は6号艇1回乗りだけに、トップ通過へメイチの勝負駆けとなる。

井内は3、4着の中間着に崩れて、7位に後退。変わらずスリット近辺の足が強力で、前半7Rでは好モーターがそろった中で5コースから積極策。イン木下大將に阻まれて攻め切れなかったが、道中は竹井奈美との接戦を制して3着を取った。「競った感じは余裕が感じられた」とレース足の良さを強調する。後半11Rでは香月大介のまくりを止めながらのターンとなったために1Mは差し損ねて後退したが、道中は前を詰めており、リズムは落としても巻き返し可能な機力を有している。

2日目連勝は鈴木博。こちらは「何もしてない。合ってないけど、全体にまずまずと思いますよ」と足には納得。1Mに道中と的確にさばいて主導権を握り続け、ハンドルワークも冴えている。鋤柄と僅差の得点率2位だけに、逆転トップへ気迫のレースを見せる。

今垣光太郎は2、5着でオール2連対がストップ。後半9Rの進入固定戦は3コースから攻め切れず、道中は後藤隼之と竹腰正樹にさばかれ後退。機力劣勢が顕著に表れる結果となってしまった。「イマイチ。重たいし、全体に良くない」と言葉少なに控え室へ。ついに本体整備に着手しそうだ。