岡田憲行、木下大將が好感触！

今節は「静岡朝日テレビ サンライズカップ」。29日から5日間の日程で、月をまたいで開催される。

前節は低勝率機シリーズだったが、今回は高勝率機が勢揃い。エース62号機を引き当てたのは古川誠之だったが、「スタート届かなかったし、エース機という感じがまったくなかった」と手応えは無くがっかり。「前回の桐生もエース機だったけど、重いなりに前に進んでましたからね。ぼくの整備力ではどうか…」とトーンは下がったままだ。

一方で1号機をゲットした岡田憲行の感触は上々。開口一番「伸びが良かった」と笑顔を見せた。「(調整を)絞ったら起こしが重かったので、そこは開けばいい。エンジンは良さそうだし、ペラをたたく必要はないと思う。やっても微調整ですね」と表情に余裕あり。ドリーム戦は3号艇だが、主役を奪いそうな雰囲気だ。

ドリーム戦1号艇の今垣光太郎は、スタート練習後に整備室へ直行。「スタートする時も重い感じで、良くはなかった。これでは面白くないから、本体整備します」と慌しく作業していた。前操者の森弘行はレース足が劣勢だっただけに、機力の底上げは急務といえる。

今月に入ってから伸びは抜群といえるほど急上昇したのが47号機。前節の杢野誓良も展示タイムは超抜だったが、今回の木下大將も前検一番時計を叩き出して、早くも好ムード。「整備士さんから『すごく良くなっている』と言われてハードルを上げられた」と苦笑い。「少し伸びるかなぁという感じで、27％という感じはない。それにペラが合ってなくてもスリットが早いような気がしたし、行き足はいいのかも」と手応えを掴んでおり、今節も47号機が台風の目となりそうだ。