重成一人が諦めない走りで逆転V！！

最終日。優勝戦の進入は鳥飼眞の策動があるかと思われたが、スタート展示での抵抗が厳しかったため、結局は本番は枠なり3対3と若干肩透かしな並び。

スタートタイミングは1号艇からコンマ05、09、04、10、10、14。足の甘さは自覚していたイン重成一人も仕掛けたが、3コースからはやはり関口智久も鋭い踏み込み。1Mは握る関口を、インから重成が合わせて出る。このあいたスペースにまくり差しで飛び込んできたのは平石和男。鮮やかな抜け出しを見せて、2Mも先手クリア。優勝は決まったかと思われたのだが…。

2周2Mで平石がまさかのミスターン。大きくターンがモレた所を、重成に差されて逆転を許す。次のターンで平石は再度差し返しを狙ったが、僅かに及ばず。優勝は重成の手に。3着は差した田中豪が粘った。3連単は1-5-4、2,960円。

ちなみに重成は、この優勝戦で3レース連続の道中逆転1着。諦めない走りが結果を導いた印象だ。