優勝戦の1枠争いは伊藤誠二に軍配！

地元東京支部からは3選手がW準優勝戦に進出したが、桑原将光が2、5着として6番目で優出。後藤翔之、深澤達徳はエンジンを仕上げていたが、惜しくも優出を逃す形となってしまった。

優勝戦の1枠争いは今節の機力ツートップ伊藤誠二、井上大輔での争いに。ともにW準優勝戦は1、3着。結果、予選順位上位だった伊藤が優勝戦の1号艇を手にした。意外にもエース26号機はV歴がない。使い納めの今シリーズで有終の美を飾る事ができるのか、注目が集まる。

2号艇は井上。伸び型で「乗り心地は普通」と2コース向きではない仕上がりだが、渾身の差しでどこまで伊藤に迫れるか。0台スタートを連発している中岡正彦が3号艇。「伸びは伊藤、井上選手に負ける」だが、その次のレベルはある様子。多摩川は3Vと好相性。スタート力も抜けているだけに、一発逆転候補の筆頭となる。

4号艇は北村征嗣。こちらは伸び寄りの足だが、「ここに入ると普通」と。うまく展開を探る形になりそうだ。5号艇の佐々木和伸はバランス型でターン回りもまずまず。コースは遠いが堅実戦で上位浮上をうかがう。6号艇の桑原も回り足型で「展開を拾いたい」と。多摩川初優出を決めただけに、舟券には絡みたいところ。