地元の山本英志が無傷の3連勝！

3日目も強い南風が止まず、全レースで安定板を装着。8R以降は周回を短縮してレースが行われたが、2日目に続いて11R終了時点で水面悪化のため中止打ち切りとなった。決まり手はイン逃げが3本に対して、差しが4本。まくり差しも2本決まり、展開を突いた選手が好走を見せた。4日目は若干だが風が弱まる予報。この変化がレース傾向にどんな影響を及ぼすのか。

予選ラストを前に、無傷の3連勝で得点率トップに君臨するのは地元の山本英志。レース足の良さに手応えを得ており、「最近の中では一番エンジンが良く回ってる感じがある」と。4日目は5、2枠からの戦いで「外枠からどうしのぐか」が焦点になるが、展開を突ける足は十分だけにきっちりポイントを加算するとみた。

一方、地元勢では桑原将光もここまで4戦オール2連対。こちらは「伸びが良くなくて、中の下」と舟足には渋い表情。乗りっぷりに関しては別格と言える今節だが、水面が落ち着いてパワー勝負となった時に真価が問われることとなる。上記の地元両者に加えて、尾嶋一広、馬場貴也、河合佑樹の5人が得点率上位を形成、これらの選手によって準優1枠の2つのイスが争われることとなりそうだ。

ボーダー付近の争いは出走回数がまちまちということもあって流動的だが、7.00あたりを目指す戦いとなりそう。現在ボーダー下にいる村上遼や大久保信一郎らがそれぞれイン、カドの2走からメイチ勝負。現在9位の島村隆幸はカド1走から大敗禁物の勝負駆けになる。